「ギョサン」って変わった名前だと思うかもしれませんね。
もともと古くから小笠原の地元漁師の間で「滑らないサンダル」として愛用されていたもので、鼻緒とソールが一体成型になっていてとても頑丈なビーチサンダルです。主に漁業を営んでいる人が好んで履いていることから、『漁業従事者用のサンダル』、略して『ギョサン』というわけです。(笑)
このグリップの強さに目をつけたサーファーやダイバー、フラダンサー、釣り人などの間で密かに人気が広まりました。
近年は、芸能界でもギョサンファンが増えて、各メディアでも多く取り上げられています。特に「嵐」のリーダー、大野君のギョサン好きは有名で、番組で何度も紹介してくれています。
昔はいわゆる「便所サンダル(笑)」のような色のものしかなかったのですが、最近ではカラフルでおしゃれなギョサンが作られるようになりました。が、色やサイズを扱っているショップが少なく、小笠原以外ではあまり店頭に並んでいるのを見つけることはできません。(あっても結構高かったりします)
そこで!この「ぎょさんネット」は、日本初のギョサン専門店として「PEARL印」だけを扱い、ギョサンの良さを全国に広めるために作られました。
あなたも、そんなギョサンをカッコよく履きこなしてみませんか?
ギョサンについてブログでも詳しく解説中!
ぎょさんネットブログ「ギョサンとは?その名前の由来と特徴を深掘り」
ギョサンには、カラーやタイプによって水に浮かないものがあります。これは、水周りで使われることが多いギョサンにとっては、けっこう重要なことだと思いますので、紹介しておきます。
これは、海にギョサンを履いていって、てっきり水に浮くものだと思っていたら、浮いてこないで、失くしてしまった・・・というお客様の声がありましたので、調べてみたところ、このような結果でした。
海でギョサンがなくなり、大変困ったことと思います。申し訳ありませんでした。
なので、海や川でお使いの場合や、サーファー、ダイバーの方には、通常カラーをオススメします!
ただし、川など流れのあるところでは水に浮くと流される、という現象もありますので、ご注意ください。
また、キッズにはプールサイドで滑りにくく、水に浮くギョサン【プール仕様】がオススメ!プールや海で大活躍間違いなしです!
ちなみに最近、マーブルギョサンやヒョウ柄ギョサン、バンド型についても水に浮くか質問が多く寄せられています。
マーブルにつきましては通常カラーまたはマット系カラーのマーブルは水に浮きますが、クリアや蛍光、メタルなどのマーブルギョサンは浮きません。
ヒョウ柄ギョサンやバンド型、クロスバンド型、サボギョサンも水に浮きますよ!
ギザギザに刻まれたソールパターンが船のデッキなどもしっかりグリップ。ギョサンの「滑らない」という特徴をしっかり支えています。
以前、目覚ましテレビで、ギョサンとビーサンの「滑らなさ」を実験していて、結果、どちらもあまり変わらなかったのですが、あれは、実験方法に問題があったと思います。
ビーサンで外出したときに誰しもが経験する、濡れた路面での、あの「ツルッっ」「ひやっ」もしくは「スッテンコロリン」がギョサンでは全くありません!明らかにグリップが違います。
ただし、過信は禁物です。ギョサンでも滑ることはありますので、濡れた路面を歩くときは、十分注意してくださいね。
通常カラーのレディスと、メンズも含めたクリアラメ、蛍光カラー、メタルカラーのギョサンがこのソールパターンとなります。
こちらのソールもグリップ力はバッチリです。ただ、かかとの部分に小石などが詰まることがあります。気が付いたときにポコっと取ってやってください。
私もそうでしたが、初めてギョサンを履くと、かなりの確率で「親指と人差し指の間が痛い」という現象に悩まされます。これは、嵐の大野君も言っていましたが(大野君いわく「足がギョサンの足になっちゃう」)、しばらく履いていると慣れてきます。
これには、早く痛くなくする方法があります。
鼻緒の部分にドライヤーの熱風をしばらく当ててください。ギョサンは熱するとくにゃくにゃとやわらかくなるのです。そのやわらかい状態でしばらく履いてみてください。痛い思いをしなくても、足がギョサンになじんできますよ!
さらに、そんな悩みに応えるべく、ぎょさんネット自家製の「トングガード」もご用意しました。
ギョサン初心者の方や、シーズン初めはちょっと痛みを感じてしまう場合、この自家製トングガードで、少し慣らしてみるのも一つの方法です。ぜひお試しください!
※自家製トングガードは、ずーっとしているものではありません。ギョサンを足に慣れやすくするものです。また、必ず痛くなくなるものではありませんので、ご了承くださいね。
日本一ギョサンを愛するナル店長